
子犬を飼いたいと、実家の母が話していましたが共働きなんですよね。お世話がきちんとできるのだろうか?

共働き夫婦だと、子犬を長時間留守番をさせる必要があるため、お互いの協力の元、スケジュール調整しながらだと子犬は育てることができますよ。
働きながら2カ月の子犬または3ヶ月の子犬を育てるのは、容易なことではありません。
特に共働き夫婦の場合は、拘束時間が長い分、子犬のお世話に使える時間が短くなるため工夫が必要です。
では、2・3ヶ月の子犬とは、どんなものなのでしょうか。
- 何も知らない無垢な存在
- 教科書通りには育たない
- 人間と一緒に暮らせるように躾が必要
- 生後6ケ月位までは消化能力が弱いため食事回数を増やす
特に共働き夫婦の子犬は、長時間のお留守番は必須になります。
では、子犬が長時間のお留守番をする場合、
気を付けるべきこと
- 子犬に低血糖を起こさせないためのご飯を与えるタイミングと回数
- 快適に長時間お留守番をさせるための環境改善
- 失敗しないトイレトレーニング
子犬と暮らすため悩み事を解決するには、ズバリ!夫婦で話し合い工夫をすることです。
また、夫婦で解決しないことは、ペットシッターなどプロに任せることも考えましょう。
では、トイプードルを4匹育てた共働きOL主婦の私が実際に体験したことを混ぜて紹介しますね。
共働き夫婦で3カ月の子犬を育てた体験談

私たち夫婦にとって4匹目のトイプードルを迎えたのは、3年前。
生後3ケ月のメス黒トイプードルです。
私には、3匹のトイプードルを育てた実績があるものの、子犬を迎えるのはおよそ12年ぶり
先住犬の老犬トイプードルと穏やかに暮らしていたことに慣れてしまっていたため、子犬の爆発的な元気っぷりに度肝を抜かれたのはいうまでもありませんでした。
しかも、この黒トイプードルは、自己主張が激しく独占欲が強い。

子犬というものは、みんな同じではなく、その犬の個性というものがあるので、一概にこれが正解ということではありません。
共働きのわが家では、犬達だけのお留守番も多いため、絶対にお留守番ができないと困ります。
そこで、私たち共働き夫婦は、
- 仕事のスケジュールを調整
- 子犬のタイムスケジュール決定
をしながら、子犬がお留守番ができるまで協力体制を組みました。
共働き夫婦で協力必須!子犬育てタイムスケジュール

子犬とは、成犬と異なり、すぐにお腹を壊したり、お腹が空きすぎて低血糖症状になる場合もあり、非常にデリケートな存在です。
まず、私たち共働き夫婦がやったことは、
- 子犬を迎えたばかりの1週間は、交代で休みを取った
- 休みを取った1週間で犬達だけで過ごせるようお留守番の練習をする
ここで、常に飼主が側にいるわけではないという感覚を教えました。
そして、共働き夫婦のタイムスケジュールと合わせて、子犬黒トイプードルのタイムスケジュールを決めて行動することになりました。
子犬のタイムスケジュール
- AM6時 ご飯(1回目)
- AM8時 お留守番開始
- PM1時 ご飯(2回目)
- PM7時 飼主たち帰宅
- PM8時 ご飯(3回目)
子犬のある程度のタイムスケジュールが決まれば、トイレに行くタイミングも把握しやすいですよ。
また、共働き夫婦が、協力しないといけないのは、子犬が生後2、3ケ月から5カ月ぐらい。
後は、成長とともに、食事の回数やお留守番方法、トイレの失敗など心配事も減りますからね。
また、仕事が休めないなどどうしても調整できない場合は、ペットシッターに相談しましょう。
では、3つの心配事を細かく見ていきましょう。
子犬のご飯回数は3回にわけて食べさせる

生後2ケ月から3ヶ月の子犬だと、消化能力がよくありません。
そこで、消化しやすい量を数回に分けてご飯を与える必要があります。
しかし、共働きだと、拘束時間があるためなかなか難しいですよね。
例えば、
- 朝の6時に食べさせ、出社前寸前に再度ご飯をあげる
- 帰宅後、すぐにご飯をあげて、数時間後に再度ご飯をあげる。
など、工夫をすることも大切です。
長時間のお留守番はサークルを工夫する


子犬を長時間狭いところでお留守番をさせるのは、かわいそうじゃないのだろうか?
子犬を部屋でフリーにさせたままお留守番をすることは、とても危険です。
その理由は、
- ゴミ箱のゴミを食べてしまい誤飲してしまう
- 電気コンセントを噛んでしまい感電する
- トイレ以外のところで排泄をしてしまい部屋中が汚れてしまう
など、危険がいっぱいです。
環境に慣れていない子犬からすると、これはいいものなのか、それともわるいものなのかが、判断できません。
子犬を危険から守るためには、ケージの中でのお留守番をさせることがより安心ですね。
失敗させないトイレトレーニング

そもそも子犬もはじめから、なんでもすぐにできるわけではありません。
なので、トレーニングが必ず必要になります。
トイレトレーニングとは、「ここが排泄していいところだよ」ってことを子犬に教える必要があります。
そして、繰り返しトレーニングをすることで、徐々に覚えていきます。
共働きの愛犬としては、トイレを覚えるのは必須事項といっても過言ではありません。
焦らず、トレーニングを繰り返しましょう。

うちの黒トイプードルは、トイレでおしっこをした後、おやつをあげる習慣をつけたら、失敗しないようになりました。
共働きで子犬を育てるには、協力体制を整えることは必須です。
また、無理な場合は、ペットシッターを依頼したりすることも一つですね。
そして、子犬は初めからなんでもできるわけではありません。
時間とともに飼主さんと子犬の信頼関係を築きあげることがより大切です。